九石のケヤキ

ざらしのけやき

栃木県指定記念物[天然記念物]

昭和31年6月15日指定
◆所在地/所有者:九石214番地/九石雅司
◆推定樹齢:約800年
◆大きさ:樹高18m、目通周囲7.3m
◆枝張り:東西14m、南北15.3m

この木は茂木から烏山への途中、大瀬に分かれる路傍の北側にあって、遠くからこんもりと茂って見える。
九石は元禄11年(1698)旗本梶川与惣兵衛照元の領地となった。以来、梶川が巡視の際は必ずこの木の下で休み「この地を大木の下と称せよ」と命じたという。また、この木の枯れ枝を拾って炉にたけば火傷をしないといわれ、また、枝を門に掛けておくと、一切の悪病にかかることがないともいわれる。
太い幹は空洞で、途中で枯れているので、高さは高くないが、巨木の感がある。樹勢は盛んで、特に新緑、紅葉はみごたえがある。
平成元年に、栃木県の名木百選に指定された。  (栃木県茂木町ホームページより)

f:id:amatutitaro:20190723181153j:plain

九石のケヤキ

f:id:amatutitaro:20190723181252j:plain

ケヤキ空洞

f:id:amatutitaro:20190723181320j:plain

九石のケヤキ全体